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スポーツ

重量挙げ 全日本学生選抜・新人 強豪集うも2位と9㌔差  不破が102㌔級Ⅴ

重量挙げの全日本学生選抜選手権が3月5、6日の両日、埼玉県上尾市のスポーツ総合センターで行われ、102㌔級の不破翔大(文理3=付属藤沢高)が優勝を果たした。
選抜は、全日本学生ウエイトリフティング連盟が作成する大学生ランキングで、21年度における各階級10位以内に入っている選手が参加資格を得る。不破は昨年7月の東日本大学対抗選手権や10月の全日本学生個人選手権の102㌔級で優勝した経歴を持つ。
不破は、スナッチ1本目で140㌔を上げ1位。2、3本目は145㌔に挑戦したが失敗した。続くクリーン&ジャークの1本目で175㌔を上げ優勝を決め、強豪が集う中で、2位と9㌔差という安定した強さを見せた。
不破は「優勝することはできたが、ミスもあったので満足はしてない」と悔しさをにじませた。
新人は丹が準Ⅴ
また同新人選手権が3月3、4日の両日、同会場で行われ、73㌔級の丹翔琉(かける)(スポーツ科2=北海道・士別翔雲高)が準優勝した。
新人選手権は全日本学生選手権、東日本学生選手権、西日本学生選手権で3位以内に入賞したことのない大学1、2、3年生が出場することができる。
丹は、スナッチで110㌔を成功し3位につけ、ジャークでは自己ベストの141㌔を上げた。
丹は「練習で上げていた重量に失敗した。成功率を上げるだけでなく、たくさん試合に出て、精神面で強くなりたい」と今後に意欲を燃やしていた。

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