東都大学野球 大分で史上初の地方開催
苦戦続く、巻き返しなるか
東都大学野球春季1部リーグが4月2日に開幕した。地方創生と同リーグの魅力発信のために2、3日の開幕戦は東都大学野球連盟初の地方開催となり、大分県の別大興産スタジアムで行われた。
開幕戦は青学大と対戦。初戦は9回まで接戦だったが延長に入り、同大に無死1、2塁で本塁打を放たれ2―5。次戦も打線が振るわず1―8で大敗するなど本学にとって苦い開幕戦となった。
第2週、12日からは例年通り東京都新宿区の明治神宮での対戦。駒大との初戦は太田翔梧(法3=千葉・木更津総合高)と中尾勇介(同4=山梨学院高)が本塁打を放ち7―4の快勝を見せたが、13、14日の同大戦は1―2、2―4と連敗し、第3週19日の国学大戦も1―2に終わった。20日の同大戦は投手の岸川海(同4=東京・二松学舎大付高)が被安打4、自責点1で完投した。打線も好調を見せ、4―1で勝利した。
20日までに7戦を終えた本学は、2勝5敗で5位タイと厳しい出足となった。
開幕前日にイベントも
開幕前日には大分駅前のイベントスペース「お部屋ラボ祝祭の広場」で地方開催を祝うイベント「まちに集まれ野球好きな仲間たち」が開かれた。
本学応援リーダー部ディッパーズの演技、各校野球部の紹介動画の放映、各校出身の元プロ野球選手12人による座談会などが行われ、東都大学野球初の地方開催を盛り上げた。
座談会は約1時間行われ、在学時代の練習や宿舎での思い出などが語られた。終盤にはじゃんけん大会が行われ、勝者には東都出身のプロ野球選手らのグローブやバット、サイン色紙などのグッズが送られるなど地元の人たちと大いに交流を楽しんだ。
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