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スポーツ

北京五輪に本学勢7人出場 スノーボードで日本初  平野歩夢が金

北京五輪が2月4日から20日まで行われ、本学勢は7人が出場。スノーボード男子ハーフパイプの平野歩夢(2021年スポーツ科卒=TOKIOインカラミ)が金メダルを獲得した。斜め軸に縦3回転しながら横4回転する「トリプルコーク1440」を五輪史上初めて成功させ、1998年の長野五輪でスノーボードが正式競技に採用されてから初の日本人金メダリストに輝いた。

ハーフパイプ決勝は3本試技を行い、最も高い得点が最終得点となる。
平野歩夢は1回目の試技で大技「トリプルコーク1440」を成功させるものの、進行方向に対して背中側で斜め軸に縦2回転しながら横3回転半する「バックサイドダブルコーク1260」を失敗し、33.75と全体9位でスタート。
続く2回目は1回目と同じ技の構成で完走したものの、得点は91.75で1位とは0.75点差の2位にとどまった。
しかし最終試技の3回目では2回目よりもさらに高いエアを決め、96.00で逆転優勝した。
現役生らも奮闘
男子ハーフパイプに出場した平野歩夢の弟・海祝(スポーツ科1=新潟・開志国際高)は1回目の試技では7㍍越えのビッグエアを決め全体3位に入るものの、2、3回目は転倒、最終得点75.50と日本勢で2番目の全体9位だった。
「記録よりも記憶に残るエアをする」と話していた平野海祝は試合後「やりたいことができた。すごく楽しい五輪だった」と振り返った。
フリースタイルスキーの女子モーグルには住吉輝紗良(同4=北海道・倶知安高)が出場。予選は1回目の上位10人と2回目の上位10人の計20人が決勝に進むことができる。住吉は1回目で全体15位だったが、2回目には全体2位に入り決勝に駒を進めた。
決勝で住吉は目立ったミスもなく安定した滑りを見せたものの、ターンとエアの得点が伸び切らず15位に終わった。

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