相撲 全国学生 個人体重別 全国学生団体3連覇へ弾み 本学3階級を制す
相撲の全国学生個人体重別選手権が9月19日、東京・九段の靖国神社境内相撲場で行われ、85㌔未満級の羽生健人(文理1=鹿児島商高)、135㌔未満級の花岡真生(同1=熊本・文徳高)、無差別級の草野直哉(同2=同)が2年連続で3階級での優勝を果たし、11月の全国学生選手権の団体戦3連覇に向け弾みをつけた。
85㌔未満級の羽生は、攻め込まれても土俵際で粘る相撲で決勝まで進出。決勝でも背後を取られたが、そのままもたれこむようにして相手を土俵から押し出す「後ろもたれ」で勝利した。
135㌔未満級の花岡は1年生ながら東日本学生選手権の団体メンバーに選ばれた実力者。身長183㌢、体重130㌔の体格を生かした豪快な攻めで決勝まで勝ち進んだ。決勝では西日本学生個人体重別選手権3位の可貴秀太(金沢学院大1)を立ち合いから一気に押し出した。試合後、花岡は「東日本学生個人体重別選手権では決勝で負けてしまったので、今大会は優勝できるよう気合を入れて一番一番取り組んだ」と話した。
無差別級の草野は1、2回戦を危なげなく突破し、準決勝は東日本学生個人体重別選手権を制したチョイジルスレン(日体大3)を豪快な上手投げで下した。決勝では、相手の背後に回って自分の手前に引き倒す「送り引き落とし」で勝利した。
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