バスケット 関東大学 15年ぶりの優勝 ルーキーが躍動
バスケットボールの関東大学選手権が4月23日から7月11日まで埼玉県の越谷市立総合体育館などで行われ、本学レッドシャークスは15年ぶり11回目の優勝を果たした。
最優秀選手賞に飯尾文哉(スポーツ科3=京都・洛南高)、優秀選手賞にコンゴロー・デイビッド(同1=兵庫・報徳学園高)、野口侑真(文理2=鹿児島・川内高)、アシスト王に米須玲音(同1=京都・東山高)が選出された。デイビッドは得点王、リバウンド王にも選出された。
初戦から順当に勝ち上がった本学は、7月10日の準決勝で日体大と対戦。前半を32―28とリードした本学は、後半の第4Qに佐藤大介(スポーツ科3=群馬・桐生第一高)がダンクシュートを決めるなど、着実に得点を重ね、74―56で勝利。決勝進出を決めた。
11日の東海大との決勝は、序盤から米須の華麗なアシストやデイビッドのインサイドでの動きが光り、第1Qを17―10で終えるなど本学のペースに持ち込んだ。東海大の猛追で一時は同点とされたが、第4Q残り6分で若林行宗(経済4=日大豊山高)が3ポイントシュートを決めるなどしのぎ切り、61―57で15年ぶりの栄冠を勝ち取った。
レッドシャークスはこの1年、ディフェンスの強化をテーマに猛練習を重ねた。キャプテン若林は「試合の流れを自分たちのものにするには、オフェンスよりもディフェンスが大切―という意識を選手が共有できたことが大きい」と話した。
米須は、高校時代から注目されてきたライバル東海大の河村勇輝(2)と約2年ぶりの直接対決。「オフェンスよりもディフェンスで河村さんにアタックしようと考えていた」と、2年間の成長を見せつけた決勝戦を振り返った。
チームの司令塔を担う米須
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