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スポーツ

競泳ジャパンオープン 本学勢5人表彰台 池江、本多が優勝 五輪代表組順調な仕上がり

競泳のジャパンオープン2021が6月3日から6日まで千葉県国際総合水泳場で行われ、本学の池江璃花子(スポーツ科3=東京・淑徳巣鴨高)が女子100㍍バタフライで優勝、本多灯(ともる)(同2=藤沢高)が男子200㍍バタフライを制した。
池江は100㍍バタフライの決勝の前半を2位でターンし、後半に相馬あい(ミキハウス)を抜き去った。白血病から復帰後、4月の日本選手権で同じ種目を制して以来の優勝に「自信につながるレースだった」と話した。池江は、100㍍自由形決勝は五輪代表の五十嵐千尋(T&G)に一歩及ばず2位。
本多は200㍍バタフライ決勝の後半でトップに立つと、後続を引き離し自己ベストを0・29秒更新する1分54秒59で制した。400㍍個人メドレーは2位、200㍍自由形、100㍍バタフライは3位だった。
小堀倭加(スポーツ科3=神奈川・湘南工大高)は、女子400㍍自由形で難波実夢(近畿大1)に次いで2位。200㍍背泳ぎで3位、400㍍個人メドレーで4位だった。
長谷川涼香(スポーツ科4=東京・淑徳巣鴨高)は100、200㍍バタフライで準優勝。50㍍バタフライは6位だった。
このほか、石崎慶祐(同3=新潟・長岡大手高)が男子100㍍自由形4位、山本茉由佳(同4=東京・武蔵野高)が女子50㍍自由形2位、50㍍バタフライ3位、100㍍自由形5位。持田早智(法4=千葉商大高)が50㍍自由形で4位に入った。

代表の貫禄示す

〇…「代表として恥じないレースを」。東京五輪の日本代表として初めて国内の大会に出場した本多が、200㍍自由形と200㍍バタフライの2種目で自己ベストを更新する泳ぎを見せた。
大会2日目には〝専門外〟種目の200㍍自由形の決勝に臨み、3月に続いて自己ベストを更新した。3日目の200㍍バタフライ決勝では2位に約2秒もの差をつける圧勝。日本代表の重みにふさわしい活躍を見せた。
高校時代に3年連続出場した日本選手権の200㍍バタフライでは、1度も決勝には進めなかった。昨年本学に入学した後はめきめき実力をつけ、昨年12月とことし4月の日本選手権で同種目連覇を果たし、初めて五輪代表に選ばれた。
五輪代表内定後の約2カ月で「代表としての自覚が少しずつ芽生え、練習も以前に増して身が入るようになった」と話す。日の丸を背負う覚悟が固まるにつれ、試合で泳ぐ度に自己ベストを更新する好調が維持できている。
五輪本番まであと1カ月。「今大会でのいい流れを切らさず、本番ではラスト50㍍で競り勝ちたい」と話した。

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