陸上 織田記念 高橋、初出場で初優勝 本学男女5人表彰台 男子走り幅跳び小田が制す

スポーツ

2021.5.27 11:51

陸上の織田幹雄記念国際大会が4月29日にエディオンスタジアム広島で行われ、女子走り高跳びで高橋渚(スポーツ科4=東京高)が初優勝を果たしたほか、同砲丸投げの小山田芙由子(同3=同)が2位、同やり投げの奈良岡翠蘭(同3=青森・弘前中央高)が3位に入った。
高橋は1㍍65、1㍍68、1㍍71、1㍍74をすべて1本目でクリア。1㍍77は失敗して、1㍍74を記録した。徳本鈴奈(友睦物流)、武山玲奈(環太平洋大4)と並んだが、試技数の差で栄冠を手にした。
卒業生では、男子走り幅跳びの小田大樹(18年文理卒=ヤマダ)が橋岡優輝(21年スポーツ科卒=富士通)を1㌢上回る7㍍98で抑え、優勝を果たした。
一方、5月9日に国立競技場で東京五輪テスト大会として行われた「READY STEADY TOKYO」では、女子砲丸投げの小山田が5回目の試技で15㍍02を記録、2位に入った。男子走り幅跳びの橋岡は、出場選手の中で唯一の8㍍台をマークする8㍍07で優勝した。

1年半ぶり表彰
〇…昨年夏のけがから復帰して初めてとなる優勝。高橋は「ふがいない記録だが、とにかくうれしい」と話した。
そもそも織田記念に出場することさえ「想像もしていなかった」ことだ。実は、昨年まで織田記念の実施種目に走り高跳びはなく、今回実施されることを高橋が知ったのは4月も2週目に入ってからのことだ。
昨年8月、踏み切りの練習中に利き足の左足首を捻挫した。4カ月のリハビリを経て昨年12月の冬季練習に復帰。走り込みやハードルの連続ジャンプなど基礎練習を重ね、4月18日の日本大学記録会に調整を兼ねて参加した。「調子は良かった」のに、結果は1㍍71。自己ベスト1㍍80の高橋にとっては惨敗とも言える結果だった。
見兼ねたコーチの提案で、助走ラインまでの「補助走」を、従来の「歩き」から「走り」に変更。助走のスピードが上がり、高さが出やすくなった。
織田記念当日、高橋は1㍍71まで余裕のジャンプを見せたが、1㍍74の跳躍は「バーが耐えてくれてよかった」とギリギリの通過だった。
その後挑んだ1㍍77は「気持ちが先走り」3回とも失敗。それでも「(1㍍77の)最後のジャンプは最近では一番良かった」と手応えを得た。「成長して帰ってきたと思われる結果を残したい」と、学生最後の1年への思いを語った。