馬術全日本学生三大  団体総合で10連覇 圧巻の全種目制覇 楠本が総合馬術で個人優勝

スポーツ

2020.11.20 13:03

馬術の全日本学生三大大会が10月31日から11月3日まで山梨県馬術競技場で行われ、本学は団体で障害馬術、馬場馬術、総合馬術の全3種目を制し、団体総合10連覇を達成した。総得点1270点を挙げ、2位立命館大に756点差をつけた。
個人では障害馬術で名倉賢人(スポーツ科4=滋賀・甲南高)が3位、楠本将斗(同2=奈良・山辺高)が4位、吉田ことみ(同2=岐阜農林高)が6位に入った。
馬場馬術は有賀翔(同4=東京・都立農芸高)が優勝し、重藤エディット彬(生物資源科3=神奈川・聖園女学院高)が4位、名倉が5位、楠本が6位だった。
調教審査、耐久審査、余力審査の3部門で争う最後の総合馬術では、楠本が耐久、余力審査とも減点ゼロの活躍を見せ優勝。名倉は2位、瀬川裕哉(スポーツ科2=東京・聖パウロ学園高)が3位と続いた。留学生のアンナ・ボルトニック(生物資源科1=フランス・サンルイ高)も6位に入賞した。

全審査で1位通過

○…「団体優勝の使命を達成できてよかった」。楠本は総合馬術の余力審査で最終障害を飛び越えると、満面の笑みで拳を突き上げた。
ことしの1月からコンビを組む桜空(おうくう)は、他の馬より繊細に反応するため調整が難しい。直前に過度な運動をし過ぎると本来の力を発揮できず、適度に動かさないと暴れてしまう。9月の全日本ジュニアで優勝したときの調子を崩さないように、微妙に調整しながらメンタルを保った。
この大会では、2日の調整審査で得点率76・67%という「今までに取ったことのない」高得点でトップに立った。
翌日の耐久審査では、第15障害の水濠で失権が相次いだが、楠本は「馬を信頼し、リラックスして乗っていた」と言う通り、この障害を減点ゼロでクリアし、トップで通過した。
楠本は余力審査で最後に出走し、本学10連覇がかかる走行を見事減点ゼロで終えた。「勝つことを目的に準備してきたのでやってやった」と振り返った。
「このままモチベーションを維持して、小さな試合でも勝てるようにステップアップしたい」。来年は全種目での個人優勝を目指す。

息の合った動きを見せた楠本と桜空