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水泳日本学生 総合は男子2位、女子5位 長谷川バタ2冠

競泳の日本学生選手権(インカレ)が10月1日から4日まで東京都江東区の辰巳国際水泳場で行われ、長谷川涼香(スポーツ科3=東京・淑徳巣鴨高)が女子100、200㍍のバタフライ2冠を達成した。小堀倭加(同2=神奈川・湘南工大付高)が同400㍍、800㍍自由形で優勝。男子1500㍍自由形は吉田惇哉(同4=豊山高)が3連覇を果たし、本多灯(ともる)(同1=藤沢高)は同200㍍バタフライと400㍍個人メドレーで勝った。総合順位は男子が2位、女子は5位だった。 (文=南哲哉)

今季好調の長谷川は200㍍バタフライでは8月に記録した自己ベスト(2分5秒62)に2秒以上遅れる2分7秒82だったが、「調子が悪くてもこのくらいで泳げるようになってきた」と収穫を口にした。100㍍バタフライでは「腕のかき方を修正してきた」という言葉通り、12年ぶりの学生記録更新となる57秒70で制した。
小堀は400㍍自由形で4分8秒59、800㍍自由形では8分30秒83とともに大会新で2連覇を遂げた。
白血病からの完全復活を目指す池江璃花子(スポーツ科2=東京・淑徳巣鴨高)は復帰2戦目に臨んだ。女子50㍍自由形で25秒62で4位となり、400㍍リレー予選にも出場した。昨年は応援のみだった。今回、「絶対に出場する」と掲げた目標を達成し、着実にステップを踏んだ。
男子1500㍍自由形は吉田惇が15分8秒17の自己ベストで制した。
本多は200㍍バタフライは1分55秒76で優勝。400㍍個人メドレーでも最後の自由形で逆転し、4分13秒31で2種目を制した。
関海哉(同3=豊山高)は男子100㍍自由形で3位、石崎慶祐(同2=新潟・長岡大手高)は同200㍍自由形で2位、同200㍍背泳ぎでは真野秀成(同2=神奈川・湘南工大付高)が3位。女子50㍍自由形では山本茉由佳(同3‖東京・武蔵野高)が3位、同100㍍自由形で持田早智(法3=千葉商大付高)が3位入賞を果たした。
10月3、4日に丸善インテック大阪プールで行われた飛び込みの日本学生選手権では男子3㍍飛び板の伊藤洸輝(文理3=東京・帝京高)と同高飛び込みの金戸快(スポーツ科2=日出高=現、目黒日大高)が優勝を果たした。

吉田惇、自己新に涙

〇吉田惇が男子1500㍍自由形を自己新で勝ち、3連覇に花を添えた。「両親、コーチ、スタッフのみんなが支えてくれたから頑張れた」と優勝インタビューで涙を流し、感慨に浸った。
大学2年生からインカレでは敵なしの強さを誇ってきたが、自己ベストはなかなか更新できなかった。それでも自分を信じて4年間練習を積んできた。
東京五輪選考を控えた大事な時期。水泳部内で新型コロナウイルスの感染者が出て、8月1日から約3週間、練習自粛を余儀なくされた。十分に練習を積めず、不安に押しつぶされかけた。
そんな中でも佐賀の両親から励ましを受け、期待に応えようと踏ん張ってきた。そして、会心のレースで結果を出せたことに深く感謝していた。
卒業後の所属先は未定だが、競技を続けることを表明した。このまま好調を維持し、12月の日本選手権でも好記録に期待がかかる。

小堀が2種目大会新

〇小堀がレース前に抱いていた不安を一掃する泳ぎを見せた。
2度目のインカレを迎え、「昨年と同様、あまりプレッシャーは感じなかった」そうだが、一番の不安材料は「レース感覚」だった。4月の日本選手権、6月のジャパンオープンなどほぼ全ての大会が中止になり、400㍍は8カ月、800㍍は10カ月も間隔が空いてしまった。
それでも、ぶっつけ本番で挑み、2種目とも大会新をマーク。「これまで以上に集中して全力でトレーニングに励んだ」ことが結果につながった。誰もが同じ難しい状況でも、集中力を高めて練習の質を上げた。
久しぶりのレースでは課題と収穫を得た。「200と400で自己ベストが出せたので、スピードはついてきたと感じる。でも400で4分7秒台が出せなかったのが悔しい。次こそ目標のタイムを出したい」。狙うは東京五輪。慢心することなく、さらなるレベルアップを誓った。

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