相撲東日本学生 外国出身では史上初 18戦負けなしの圧倒的強さ イェルシンが初戴冠

スポーツ

2020.10.28 14:39

相撲の東日本学生選手権が10月3、4日に埼玉県立武道館で行われ、個人戦はカザフスタン出身のバルタグル・イェルシン(スポーツ科4=日出高=現、目黒日大高)が初優勝した。外国出身選手の優勝は99回目で初めて。3位に川渕一意(文理1=石川・金沢学院高)が入った。団体戦の本学は準決勝で拓大に敗れ、5年ぶりの優勝はならなかった。
個人戦は予選を勝ち抜いた8選手による決勝トーナメントで、本学から4人が進出。イェルシンは1回戦で大谷真惟(経済3=沖縄・中部農林高)との同門対決を寄り切りで制すと、2回戦では一昨年の学生横綱である菅野陽太(中大4)を立ち合いから一気の押し出しで破って決勝へ。
決勝では高橋優太(日体大3)を左からののど輪で攻め込み、引き落としを決めた。
イェルシンはこの1年18戦無敗という圧倒的な強さを見せている。11月の全国学生選手権、12月の全日本選手権で学生横綱、アマ横綱獲得に期待がかかる。プロを目指す上で是が非でも欲しいタイトルだ。それでもイェルシンは冷静に自分の相撲を取ることだけを意識している。「目の前の試合に集中して悔いのない結果を残したい」と話した。
団体戦では予選トーナメントを全勝。上位8校で争う決勝トーナメントに進んだ。1回戦の駒大に全勝したが、2回戦の拓大には苦戦。2―2で迎えた大将戦で、川渕が押し込みながらも土俵際で引き落とされた。
また、大阪府堺市の大浜公園相撲場で9月27日に行われた全国学生個人体重別選手権では、75㌔未満級で宮城航大(文理2=沖縄・中部農林高)、135㌔以上級でイェルシン、無差別級で川副圭太(文理3=熊本・文徳高)が優勝した。本学が3階級を制したのは4階級の2011年以来となった。