陸上日本選手権 初出場井上が準優勝 本学勢6種目で表彰台に
陸上の日本選手権が10月1日から3日まで新潟県新潟市のデンカビッグスワンスタジアムで無観客で行われ、本学勢は男子400㍍初出場の井上大地(スポーツ科3=東京高)、同100㍍のケンブリッジ飛鳥(大学院総合社会情報研究科博士前期課程2=ナイキ)、女子やり投げの北口榛花(2020年スポーツ科卒=日本航空)がいずれも2位に入るなど、6種目で表彰台に上った。4連覇に期待がかかった男子走り幅跳びの橋岡優輝(スポーツ科4=東京・八王子高)は、故障のため欠場した。
井上は最終コーナーを抜けると一気にラストスパートをかけ、先行する早大4年生の伊東利来也を猛追したが、0秒54及ばず46秒48だった。45秒台には届かなかったが、初の大舞台で存在感を示した。
ケンブリッジは得意の終盤で桐生祥秀(日本生命)と競り合い、100分の1秒差となる10秒28の2位。4年ぶりの優勝を逃したものの、好調な走りでシーズンを締めくくった。
北口は4回目の59㍍30でトップに立ったが、最終6回目で佐藤友佳(ニコニコのり)に逆転を許し、わずか2㌢差で2連覇を逃した。
男子400㍍ハードルの山本竜大(大学院総合社会情報研究科博士前期課程1=千葉・成田高)、同走り幅跳びの小田大樹(18年文理卒=ヤマダ)が2位に入ったほか、同ハンマー投げの福田翔大(スポーツ科2=大阪桐蔭高)が3位入賞を果たした。
今大会は新型コロナウイルス感染拡大の影響により3日間に短縮して行われた。
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