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フェンシング全日本 寺山が女子エペ準Ⅴ 第一人者・佐藤相手に健闘

フェンシングの全日本選手権が9月17日から19日と26日に東京都世田谷区の駒沢体育館と港区のニューピアホールで行われ、女子エペで寺山珠樹(スポーツ科1=京都・乙訓高)が準優勝を果たした。
新型コロナ感染拡大以降、初めての国内主要大会で、出場可能人数を減らして各種目16人のみのトーナメント戦で争われた。
寺山は初戦を15―11で突破すると、準々決勝で国内ランキング3位の吉村美穂(アイヴァン)を15―10で破った。準決勝で黒木夢(2017年商卒=タマディック)に15―13で競り勝って決勝に進出した。
決勝ではロンドン、リオデジャネイロ五輪代表で、過去5度優勝の第一人者佐藤希望(大垣共立銀行)と対戦。寺山は第2ラウンドまで接戦に持ち込む健闘を見せたが、最終第3ラウンド終盤に4連続ポイントを奪われ、9―14で敗れた。
寺山の話 準々決勝で対戦した吉村選手には今まで勝ったことがなかったので、勝利できてうれしい。決勝の佐藤選手は3月にハンガリーのブダペストで行われたグランプリ大会で一度対戦し負けた経験を踏まえて、対策も組んだが負けてしまった。フィジカル面の強化に重点的に取り組みたい。

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