メニューの開閉

スポーツ

ボクシング世界選手権 坪井日本人初の快挙 バンタム級の頂点を極める

ボクシング男子の世界選手権が10月24日から11月6日にかけてセルビアの首都ベオグラードで行われ、バンタム級の坪井智也(2018年商卒=自衛隊体育学校)がウエルター級の岡沢セオン(ⅠNSPA)とともに日本勢初の優勝を果たした。
各国の実力者を次々と倒し決勝に駒を進めた坪井は、決勝でカザフスタンの強豪マフムド・サビルカンと対戦した。
坪井は序盤から積極的に攻めたが、第1ラウンドはサビルカンのカウンターに手を焼き、判定は2―3。しかし、第2ラウンドに入るとワンツーの精度を上げ、このラウンドを5―0で終え、流れを手にした。第3ラウンドは前に出てくる相手を軽快なフットワークでいなし、的を絞らせないまま得意の左フックを再三ヒットさせ、最後まで主導権を渡さなかった。最終判定は5―0で坪井の完勝だった。
日本人初のチャンピオンベルトを手にした坪井は、試合直後「たくさんの応援のおかげで優勝できた。反省点も多いので、早く日本に帰って練習したい」と話した。

快挙も満足せず

〇…終了のゴングと同時に、坪井は勝利を確信し両腕を突き上げ、勝ちを告げられると今度は雄たけびを上げ、涙をこぼした。「今大会は引退も覚悟して臨んだ」。試合後の会見で、背水の陣で臨んだ胸の内を吐露した。
フライ級で出場した19年の全日本選手権決勝で敗れ、東京五輪出場を逃してから2年間ボクシングを見つめ直した。
元来の「好戦的なスタイル」に技術を融合させ、世界でも通用する実力を磨いた。
「勝つというより、平常心で作戦を遂行する気持ちで臨んだ」という決勝戦。第1ラウンドは判定が割れたが、坪井に動揺はなかった。心の余裕と、2年間で作った新しいボクシングスタイルが大一番で坪井を支えた。それでも「最高の舞台で頂点を目指すには一つ一つのパンチの精度がまだ足りない」と自己分析する。
目指すは3年後のパリ五輪。次戦の予定は未定だが、いつあってもいいように常に体をつくり万全の状態で臨む。

関連タグ

合わせて読みたい

スポーツ

女子相撲・国際選抜堺 階級別で久野V

本学OG勢が活躍  女子相撲の国際選抜堺大会が4月12日に大阪府堺市の大浜公園相撲場で行われた。本学OG勢は階級別個人戦の80㌔以上級で久野愛莉(2022年文理卒=立飛女子相撲部)が優勝、65㌔未満級で奥富夕夏(21年同 […]

  • 女子相撲

スポーツ

柔道全日本選抜 OG素根が7年ぶり優勝

大井は準決勝で敗れ3位に  柔道の全日本選抜体重別選手権が4月4、5日に福岡国際センターで行われ、女子78㌔超級で素根輝(2025年スポーツ科卒=パーク24)が7年ぶり4度目の優勝を飾った。同52㌔級の大井彩蓮(スポーツ […]

  • 柔道

スポーツ

ミラノ・コルティナ五輪・パラ 本学関係3人が入賞

金井6位、川除4位と健闘  ミラノ・コルティナ五輪が2月22日、ミラノ・コルティナパラリンピックは3月15日に閉幕した(現地時間)。本学関係では、五輪でスケート・ショートトラック女子3000㍍リレーの金井莉佳(通信教育部 […]

  • パラリンピック
  • 五輪

スポーツ

馬術東都学生 本学4競技で栄冠

表彰台独占で団体総合V  馬術の東都学生大会が4月10日から12日まで東京都世田谷区のJRA馬事公苑で行われた。本学は4競技で個人優勝し、総合優勝に輝いた。また、東京六大学大会を含めた関東学生春季大会としても本学は総合優 […]

  • 馬術

スポーツ

水泳日本選手権翼ジャパン杯 辻森800㍍自由形で銅

OG池江が3冠達成  競泳の日本選手権と飛び込みの翼ジャパンダイビングカップが、3月19日から22日まで江東区の東京アクアティクスセンターで行われた。同選手権では池江璃花子(2023年スポーツ科卒=横浜ゴム)が女子100 […]

  • 水泳

スポーツ

重量挙げ全日本学生選抜 本学勢が5階級制覇

西川と佐藤がMVP新人選手権は野口が優勝 88㌔級を制した浪越   重量挙げの全日本学生選抜大会が3月7、8日に埼玉県上尾市のスポーツ総合センターで行われた。本学勢は男子71㌔級の山口耀太(文理3=福岡・八幡工高)、同8 […]

  • 重量挙げ