法秋雄弁会 「大学民主主義」訴え準優勝
坂本さんが冷静に熱弁
法学部法秋雄弁会は9月27日、法学部10号館で「桜門杯争奪 全日本学生弁論大会」を開催した。早稲田大学、國學院大学など9大学の弁論団体から代表弁士が参加。本学からは坂本獅佑さん(法・政治経済1)が出場し、「大学民主主義」と題した弁論で準優勝を果たした。
桜門杯は、法秋雄弁会の前身である日本大学雄弁会が1980年代から主催してきた大会。2001年に一度途絶えるも、17年に法秋雄弁会によって復活した。
坂本さんは大学の構成員のうち、学生が大学運営に関与していない現状を指摘。「社会の模範であるべき大学こそ、成熟した民主主義を実践すべきだ」と訴えた。その上で学生会の設立を提案。学生生活を送っていく上で問題となる生活苦や就職に対する不安などを相談・共有する組織の必要性を説いた。
「学生は施設の利用者という立場だけではなく、大学の発展に能動的に関わるべき存在だ」と強調した。
他の学生からは学生自治組織の必要性などについて厳しいやじも飛んだが、坂本さんは冷静に弁論を続け、その落ち着いた態度や論理構成力が評価された。
準優勝を果たした坂本さん(提供=法秋雄弁会)







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