付属2校 夏の聖地へ 山形、三高ともに2年ぶり
優勝して喜ぶ付属山形校の選手たち(提供=朝日新聞社)
夏の甲子園(第107回全国高校野球選手権)の地方大会決勝が各地で行われ、本学付属校からは付属山形高と日大三高(西東京)がともに2年ぶり20回目の出場を決めた。
付属山形高は7月26日の決勝で、昨夏王者の鶴岡東高と対戦。試合は初回から動き、2死満塁で6番の岩下瑛斗主将(3)が中前適時打で打線を奮起。続く7、8番も適時打を放ち一挙3点を獲得した。投げてはエース・小林永和(3)が6回途中を3安打2失点の力投。終盤に1点差まで追い詰められたが、5―4で接戦を制し見事栄冠を勝ち取った。
日大三高は同月27日の八王子高との準決勝を、4番田中諒(2)が放ったサヨナラ2点本塁打で劇的勝利を飾り29日の決勝へ。
相手は準決勝まで無失点の堅守を誇る東海大菅生高。3回2死からの好機に本間律輝主将(3)の2点適時打を含む3点を先制。一方、エースの近藤優樹(3)は4、5回に2点ずつ奪われ逆転を許す。直後の5回に本間が2点適時二塁打を放つなど3点を奪い逆転。粘り強さと強力な打線で8―4と大勝を収め、2年ぶりの頂点に輝いた。
本戦は8月5日から日間の予定で行われ、47都道府県の49代表が日本一を目指し熱闘を繰り広げる。







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