生物資源科 青山准教授が大平記念賞 本学OBの田中氏に特別賞

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2007.7.18 17:46

 生物資源科学部の青山和佳准教授(開発社会学)がこのほど、大平正芳記念賞を受賞した。また、本学OBの田中重光氏(1994年理工学研究科博士前期課程修了)も同賞の特別賞を受賞した。授賞式は6月12日、東京都千代田区の日本工業倶楽部大ホールなどで行われた。


 同賞は故大平正芳首相が打ち出した「環太平洋連帯構想」の進展に貢献した出版物や研究に贈られる。
 青山准教授は著書の「貧困の民族誌―フィリピン・ダバオ市のサマの生活」(東京大学出版会)で、貧困問題を従来の経済学の観点ではなく、貧困者の視点から調査。治安の悪化などでフィリピンに移住した人にインタビューを行い、多数の写真を通して彼らの生活実態をとらえたことが評価された。
 また田中氏は「近代・中国の都市と建築―広州、黄埔、上海、南京、武漢、重慶、台北」(相模書房)で、中国近代都市の成立の過程を、中国の近代史と建築学の視点から考えた。
 青山准教授の話 著書は論文の形式ではなかったが、高い評価をもらえて安心した。
 田中氏の話 工学系の分野である私の著作が、文系の分野で認められたことに誇りを感じている。