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学部・大学院

医学部小林助教ら 原発性アルドステロン症の治療方針判定法を確立

  • 医学部

〈ポイント〉

  • 原発性アルドステロン症の治療に手術が必要かを判断する判定基準を確立
  • 原発性アルドステロン症とは副腎からアルドステロンというホルモンが過剰分泌されることにより高血圧を引き起こす疾患
  • 国際的な基準値になると期待

 

医学部の小林洋輝助教(腎臓高血圧内分泌)が代表の国際共同研究グループは、このほど原発性アルドステロン症における手術の必要性を判断する判定方法を確立した。

原発性アルドステロン症は副腎からアルドステロンというホルモンが過剰に分泌され高血圧を引き起こす疾患。手術が第一選択の片側性と内服加療が第一選択の両側性の2種類の病型がある。

治療方針を決めるための病型判別に用いるLI値(アルドステロン分泌の左右比率)と手術後の治癒率の関係の見解が定まっていなかった。そのため施設により手術の必要性を判断するLI値の基準が異なっていた。

そこで11カ国16施設が参加する研究グループで患者1550人を対象にLI値と手術後の治癒率の関係を解析し手術適応を決めるため最適なLI値を確立。同研究で示されたLI値が国際的な基準になると期待される。

本研究結果を報告した論文は5月16日(欧州時間)米国内分泌学会の医学専門誌に掲載された。

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