総合ニュース  2019年11月20日 20:59

■イノベジャパン 鈴木准教授らが研究発表 産業界にアピール

大学などの研究者が研究成果を企業にアピールする「イノベーション・ジャパン2019」が8月29、30の両日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開かれた。

 本学は理工など2学部が4ブースを出展。30日には、理工学部の鈴木康方准教授(流体工学)が個人研究者の上野康男氏と共同で進めている折りたたみ式垂直軸型風車の研究について発表した。
 風車で主流の横軸のプロペラ型は風速や風向が変わりやすい日本の風況に対処できず、発電効率の低下や破損事故も発生している。鈴木准教授らは、より丈夫な垂直型風車の実用化を目指し、微風でも回転を可能にするためのスラットと呼ばれる小翼を付けた特殊翼を採用した。
 また、強風による高速回転時には特殊な構造で折りたたまれる機構を採用し、破損を防げるように工夫した。想定される用途としては、災害救助現場などでの移動可能な電源の確保やビル風を利用する発電装置などがある。
 科学技術振興機構などが主催するイノベーション・ジャパンは、大学などで開発された技術を産業に生かして国内企業の競争力向上を目指す国内最大規模マッチングイベント。「大学見本市」としても知られている。
 

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垂直軸風車について発表する鈴木准教授

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