学術ニュース  2019年05月11日 15:46

■商 宮本賞 中国ロボット産業の研究で 高久保ゼミ生特別賞

 商学部の高久保豊教授(中国経営論)ゼミナールの研究チーム「チームロボ研」(結城里菜代表=商業4)の論文がこのほど、日中関係学会主催の学生懸賞論文「宮本賞」の特別賞を受賞した。表彰式は3月16日に行われた。日中関係に関する優れた研究論文を顕彰する賞で、今回は学部生の部に35本、大学院生の部に29本の応募があった。

 チームロボ研の受賞論文は「ロボットが繋ぐ日中関係~広がる「中国智造」への波~」。習近平政権が推進する「中国製造2025」の下で起きた中国のロボットブームに着目して調査した結果、過去5年間で企業などによるロボット生産が中央政府の目標を大幅に上回る速度で進んだだけでなく、品質を保証する業界規準も異例の早さで制定されたことを明らかにした。さらに、中国企業が開発した教育ロボットが大阪市の小学校でプログラミング教育に活用された事例などを挙げ、ロボット産業をめぐりかつては競争関係にあった日中が近年、共同開発を通じて協力的な関係を築きはじめていると指摘。安倍晋三政権が掲げる「競争から協調へ」の一例となり得ることを示唆した。
 チームロボ研は結城さんのほか有田俊稀さん(同4)、武田実沙子さん(同3)、黄鶯さん(経営4)、李鍾栄さん(同4)、孔繁羽さん(同4)、王思鋭さん(同3)、加藤司さん(会計4)の中国人3人、韓国人1人、日本人4人が所属している。

宮本賞.JPG

笑顔で表彰式に臨むメンバーら

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