学術ニュース  2019年05月11日 15:21

■社会実装シンポを開催 知財副センター長が基調報告

 本学が主催する「今後の社会実装を考えるシンポジウム」が3月18日、日本大学会館大講堂で開催された。

 産学官連携知財センターの金沢良弘副センター長は「社会実装研究助成の現状及び課題について」と題した基調報告の中で、本学の社会実装研究助成には2017年度以降の3年間に多数の応募が寄せられていることから「社会実装研究助成へのニーズは確実に存在する」と報告した。一方で、研究が実用化直前の段階に到達しておらず、応募要件を満たしていない案件も散見されるなどの問題点を指摘した。
 この後「ロハスの花壇」の研究をしている工学部の中野和典教授(環境生態工学)ら研究者4人が成果を発表。金沢副センター長をモデレーターとして、パネルディスカッションが行われた。パネリストとして参加した松戸歯学部の谷本安浩准教授(歯科生体材料学)は企業に協力を求める前に「学部間で何ができるのかを考えた」と述べ、社会実装にこぎつける前の段階での学部間連携が必要との考えを強調した。
 社会実装とは09年ごろから使われ始めてきた用語。研究成果の社会還元のことで、研究の結果得られた新たな知見や技術が将来製品化され市場に普及することなどを指す。

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