サークルニュース  2018年01月30日 20:36

■NHK大学放送コン アナ部門「手話カフェ」紹介 芸術今井さんが最優秀賞

 NHK全国大学放送コンテスト(NHK京都放送局など主催)が昨年12月2日、京都市の京都アスニーで開かれ、芸術学部オーディオ無線研究会の今井杏香さん(放送3)がアナウンス部門で最優秀賞に輝いた。

 「大学Nコン」の通称で知られる大会で、アナウンスや番組制作技術の大学日本一を決める。団体参加が原則で、ことしは全国の大学から177団体が参加。400字程度の自作の原稿を規定時間内に読むアナウンス部門には、115の応募があった。決勝には、事前に提出したアナウンスを審査して選ばれた今井さんらファイナリスト8人が進出した。
 今井さんは発表の題材を探していた昨夏、テレビで従業員全員が聴覚障碍者の「手話カフェ」の存在を知り、東京・本郷に店舗を構える「Sign with Me」を訪ね、事前に予習した手話や筆談で取材した。この際「耳が聞こえない分、目や表情で伝えて生きている」という店長の言葉に感銘を受け、取材を基に「目で生きるカフェ」というタイトルの原稿にまとめた。
 アナウンサーを志す今井さんは、中学1年生のときから毎年「Nコン」に参加してきたが、高校時代の地区大会入賞が最高成績だった。
 聴覚障碍者への取材を通して今井さんは、音声による意思疎通の難しさを知ると同時に「いかにきれいに間違わずに読むかしか考えてなかった」かを痛感したと言う。
 今井さんは「最後と決めていた大会を最高の形で終わることができた。今回の取材を通して学んだことを忘れずに、夢をかなえたい」と話している。

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