サークルニュース  2017年10月26日 19:13

■工 学部生13人が講師役務め 災害への備え学ぶ

 東日本大震災から6年半の節目となる9月11日、新潟市内で「防災学習会」が催された。学習会には新潟で防災を学ぶ学生や研究者ら約60人が参加。工学部建築研究会(後藤寛尚代表=建築3)のメンバー13人が講師役を務め、地震や豪雨など災害への備えの大切さを訴えた。

 後藤さんらは研究成果をパネルや模型にまとめて発表。その一つ「逃げ地図」には、福島県南相馬市小高区の住民39人から「あの日どのように避難したか」を聞き取り、結果を新聞紙見開き大の地図に落とし込んだ。
 また、将来災害が起きたらどう避難するかを「洪水」「津波」「原子力災害」に分けて併せて見られるようにした。震災当日の避難経路と今の考えを比較し、教訓がどのように生かされているか分かるようにした。
 後藤さんは「中越地震を経験した新潟では防災に関心が高かったことが分かった。震災関連の研究が多いので福島でもこのような学習会を開きたい」と話している。
 学習会は新潟県内の市民グループが企画。後藤さんは震災当時、福島県南相馬市小高区で暮らしていたが東電福島第1原発事故の後、新潟県内に避難した。高校3年間を新潟で過ごした後に工学部に入学しており、新潟との縁が深い。このことを知ったグループ側が、後藤さんに講師派遣を依頼し実現した。

20171004逃げ地図.JPG
     自作の展示物について来場者に説明する建築研メンバー

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