学術ニュース  2017年10月26日 19:02

■デザイン交流会 片持ち梁の空中通路提案 我妻さんらダブル受賞

 大学院工学研究科建築学専攻博士前期課程に在籍する我妻佑磨さんと漆原秀明さん、工学部建築学科4年生の海老沢奈苗さんの3人による作品がこのほど第4回JSCA東北支部構造デザイン交流会2017で最優秀賞と最多得票賞をダブル受賞した。

 JSCAは建築構造に関する高度な技術と豊富な実務経験がある建築構造技術者の団体。交流会は東北6県の若手実務者と学生が対象の建築デザインコンテストで、今回のテーマは片持ち式梁を用いた歩行者用の空中通路(スカイウォーク)の提案。
 3人の作品「多様化する集積梁―敷地の要素から組み立てる」は、福島県の飯坂温泉を舞台に、メーンとなる大規模CLT片持ち梁を含む5種類の片持ち梁を提案した。全ての片持ち梁に木材を何層も重ねるCLT工法を用いて、高い強度を実現した。
 全長25㍍の大規模CLT片持ち梁は、地盤にアンカーを打ち込むことで支持。さらに、格子状に組んだCLT材で梁全体を構成することにより、たわみを抑えた。スカイウォークの床面には景色を反射するアルミパネルを敷き、空を歩くような感覚を味わえる。梁の裏側は、格子状に組んだCLT材の間に鳥の巣が作れるよう設計。自然との共存を図った。

20171002デザイン.JPG
受賞作品の模型と(左から)漆原さん、海老沢さん、我妻さん

トラックバック・著作権・リンクについて
トラックバックURL

この記事のトラックバックURL:

このサイト内における全ての文章・画像・図表等の著作権は日本大学新聞社に帰属します
Copyright (C) NIHON UNIV. PRESS All Rights Reserved.