総合ニュース  2017年04月04日 21:08

■2017年度 一般入試志願者 20年ぶり11万人突破 文系6学部で昨年度上回る

 2017年度の本学一般入試志願者数(学部・短期大学部)が1997年度以来、20年ぶりに11万人を超えた。志願者数が11万人を越えた私大は5校あり、本学は近畿、法政、早稲田、明治に続く5位だった。

 志願者は計11万3186人で16年度より8112人(7・7%)増えた。同一試験日に同一問題で複数学部・学科を併願できるN方式第1期の全学部実施(一部学科・コースを除く)などの入試改革が功を奏したとみられる。
 本学の志願者数は2000年度に10万人を割り、07年度は7万人弱まで落ち込んだ。インターネット出願(09年度)やN方式導入(11年度)などの入試改革を重ね、16年度に17年ぶりに10万人台を回復した。
 学部別では、危機管理、スポーツ科学部を除く文系学部で16年度を上回った。生物資源科学部など理系では4学部が減少した。
 18歳人口は1992年の205万人をピークに減少が続き、2008年以降は120万人前後で安定していたが、18年以降再び減少傾向に入ると予想されている。今年度は私大の44%が定員割れとなっており、「18年問題」が顕在化する来年度以降、有力私大間の志願者獲得競争はさらに激しくなりそうだ。
 18歳人口が増加期にあった1989年には、本学と早稲田の「2強」で約30万人の志願者を集めたが、近年の私大人気を背景に今年度の志願者が10万人を超えた私大は6校に上った。
 受験関連の情報分析を行う「大学通信」によると、私大人気の理由は三つ。まず、全体の受験者数が昨年度より約1万人増えた。また、文系学部の就職率増加を受け、文系学部を多く擁する私大人気が高まる「文高理低」傾向が現れた。さらに、大都市圏の大学の定員厳格化で合格者数減が予想され併願が増えた。
 大学通信の担当者は、「近年の受験生は知名度の高い大学よりも、行きたい学部で難易度に大差のない大学を併願し、現役合格を目指す傾向がある」と話す。各大学も全学部統一入試のほかインターネット出願や大学入試センター試験利用入試など「受験しやすさ」を目指す入試改革に取り組んでいる。
 本学入学課担当者は「N方式の試験会場やN方式第2期の実施学部を増やし、更なる志願者獲得を目指したい」と話している。

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