サークルニュース  2017年04月04日 19:32

■工 郡山モデルでシンポ 健康長寿社会の実現探る

 工学部は恒例の市民公開シンポ「ロハスの工学シンポジウム」を2月25日に開催した。ことしは「健康長寿社会の実現を目指して」がテーマ。市民や関係者ら約200人が参加した。

 はじめに工学部の酒谷薫教授(統合生体医療工学)が、福島県郡山市と工学部が共同で進めている次世代ヘルスケアシステム「郡山モデル」の実証実験について報告した。
 郡山モデルは、高齢者の病気と孤独死を予防するために酒谷教授が提唱したアイデアで、実証実験では電子水道メーターやベッドにセンサーを付け、高齢者の健康状態をICT(情報通信技術)などで見守る。また、化粧療法による脳の活性化なども行っている。
 酒谷教授は「早くモデルを確立し、国内外に展開していきたい」と締めくくった。
 このほかに、同市の担当者が、地域包括ケアシステム構築の取り組みなどを紹介し、実験に協力している同市小山田地区の住民が参加したパネルディスカッションも開かれ、住民からは「生活を見守られていると安心できる」という感想のほか、「個人情報保護の面で障壁もある」などの意見が出された。
 同シンポは東日本大震災以降、復興への手掛かりを探ろうと毎年この時期に催している。

3 ロハスシンポ201703.JPG
         市民や関係者ら約200人が耳を傾けた

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