学術ニュース  2017年04月03日 19:35

■文理 知のスクランブル刊行

 文理学部の教員が各分野の学知を紹介する『知のスクランブル―文理的思考の挑戦』(880円税別)が2月10日、ちくま新書から発売された。

 人文学、社会科学、理学に分け、各執筆者が「越境する英語」「砂糖の地理学」「巨大データと人間の知」など、現代的な知の最前線を分かりやすく解説。同学部の授業風景が、誰もが手軽に手に取れる一冊にまとめられた形だ。
 「あとがき」を執筆した加藤直人学部長は、人間・社会・自然を対象とする学問はその連続性の下に世界をとらえるべきだとしてリベラル・アーツ(教養諸学)復権の必要性に触れた。また「はじめに」を執筆した紅野謙介学部次長は、大学で文理学部の名称が残るのは本学のみであることに言及。文系・理系による世界の見え方の違いを踏まえ、多様な知恵を身につけることこそが「文理的思考」だと定義し、領域横断的な知の結集の意義を説いた。

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