学術ニュース  2016年11月22日 11:57

■生物資源科 村田教授に学会賞 野生動物などの保全に貢献

 生物資源科学部動物資源科学科の村田浩一教授(野生動物学)が、9月に宮崎市で開催された日本野生動物医学会大会で日本野生動物医学会賞を受賞した。

 野生動物医学の発展に貢献した研究者に贈られる賞で、ことし新設された。
 村田教授は、動物園獣医として長年にわたり動物の感染症治療やライチョウなど希少種の保護などに取り組んできた。特に、鳥にとって致命的な鳥マラリアの感染経路解明に成果を挙げ、野鳥や飼育鳥類の保全に貢献したことが評価され受賞につながった。
 世界では、ヒトや野生動物の保全が全体的な生態系維持につながるという考え方が主流となっている。村田教授はこの考え方を日本に普及させ、保全医学研究が手薄だった国内で新たな学問領域を切り開いた。
 村田教授は「共に取り組んだ研究者のおかげで受賞できた。今後も、基盤が固まりつつあるこの領域の発展に貢献したい」と話している。
 

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