学術ニュース  2016年10月20日 18:16

■バイオジャパン・再生医療ジャパン 日台准教授ら3人が講演研究成果企業に示す 

 研究者と企業のマッチングイベント「BioJapan 2016」と「再生医療JAPAN
 2016」が10月12日から14日まで横浜市のパシフィコ横浜で同時開催された。

本学はバイオ研究の成果を発表するブースを1カ所、再生医療分野のブースを2カ所出展し、医学部の日台智明准教授ら3人が講演を行った。
 最終日に登壇した日台准教授は「低酸素への耐性を誘導するぺプチド」について発表。人がけがをしたときに反応する血液凝固第9因子というタンパク質は、体内で他のタンパク質に切断されると血液凝固を進める効果があるが、従来は、切り離された際に生成されるアミノ酸化合物のペプチドには何の効能もないとされていた。
 しかし、日台准教授らが毒素を注入して低酸素血症を引き起こす肺水腫にしたマウスにこのペプチドを投与したところ、酸素飽和度が70%を下回ると即死するはずのマウスが69%を下回っても死なず、このペプチドに低酸素耐性を誘導する能力があることが分かった。
 日台准教授は「この研究が進めば人間が肺水腫などを患ったときにも効果が見込める」と話した。
 

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