サークルニュース  2016年10月05日 18:41

■落語てんしき杯 決勝はあえて難ネタで 竹内さん納得の準優勝

学生落語家の日本一を決める「第7回てんしき杯学生落語トーナメント」が8月19、20の両日に岐阜市のじゅうろくプラザで行われ、本学芸術学部落語研究会の前会長竹内一希さん(文芸4)が準優勝した。

外楼一拝(あうとろういっぱい)の高座名で出場した竹内さんは19日の予選リーグで「壺算(つぼざん)」を演じ、出場者102人中トップの34点(満点40点)を獲得、8人による決勝トーナメントに駒を進めた。
 決勝トーナメントは、出場者が2人ずつ対戦し審査員7人の得票の多い方が勝ち上がる方式。竹内さんは初戦を4―3で辛うじて勝ち上がったが、続く準決勝は十八番の古典落語「愛宕山」を披露し5―2で快勝。決勝戦は、東京経済大3年の山根恭平さん(高座名=橘亭カレーぱん)と対戦し、「八五郎出世」で会場を沸かせたが、3―4で及ばなかった。
 「八五郎出世」は江戸落語の一つで、殿様と職人が絡む人情噺。人生経験の浅い若手では深みを出しにくいなどとして、学生落語では敬遠されがちな演目だ。
 竹内さんは、あえて「自分にしかできない落語をしてやろう」と人情噺の部分をできるだけ割愛し、滑稽噺を中心に12分でまとめた。案の定、「人情の要素が少ない」と評価する審査員もいて僅差で敗れたが、「やりたいことができた」とさばさばした表情で振り返った。
 竹内さんは、来年2月には全日本学生落語選手権に出場する予定。「悲願の学生落語日本一のタイトルを手にしたい」と話した。


     落語20161005.JPG
竹内さんは初戦で「壺算」を演じた

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