学術ニュース  2016年10月05日 18:34

■理工・宇宙エレベーター競技会 青木研Aチーム準優勝 軽量化など技術水準示す

宇宙エレベーターの技術の確立を目的とする「欧州宇宙エレベーター競技会」が9月12日から15日まで、ドイツ南部のミュンヘン工科大で開催され、理工学部の青木義男教授(精密機械工)研究室から出場した2チームのうち、青木研Aチームが総合で準優勝した。

宇宙エレベーターとは、衛星軌道上に打ち上げた人工衛星と地上をケーブルでつなぎ、エレベーターの要領で地上と宇宙空間を行き来するシステム。ロケットよりも安全面とコスト面で優れているとされる。
 大会は2011年に初めて開催され、今回は12年以来、4年ぶりの開催。
 日本のほか、ドイツ、インド、エストニアの4カ国11チームがエントリーし、書類と実演による審査を通過した3カ国5チームが参加した。
 気球からつり下げた長さ100㍍のワイヤーにクライマーと呼ばれる昇降機を上り下りさせ、消費電力や搭載重量などの性能を競った。
 青木研Aのクライマーは、省エネモーターながらスピードを損なわない軽量設計と雨天時の作動にも強い全天候型が特長。競技では搭載重量を重視したミュンヘン工科大のクライマーに惜敗した。
 それでもAチームは「スピード賞」「技術賞」「安全賞」の審査員特別賞をすべて受賞し、確かな技術力を世界に示した。
 青木教授の話 技術的には引けをとらなかった。軽量化などの改良を進め、次の大会ではさらに良い結果を得たい。
 
 宇宙エレベーター20161006.JPG

      自慢のクライマーを紹介する青木研Aチーム
 

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