学術ニュース  2016年10月05日 18:10

■地中熱利用冷暖房システム 商業ベースで施工開始 工・再エネ研

工学部の再生可能エネルギーシステム研究室(再エネ研)は福島県内の企業などと開発を進めてきた浅部地中熱利用冷暖房システムをこのほど、福島市内のNPO施設への導入が決まった。

共同開発してきた県内の企業が受注したもので、同システムの商業ベースでの導入はこれが初となる。近く山形県内の一般住宅への導入も始まる。
 工学部が2009年から進めてきた技術で、12年には文部科学省の地域イノベーション戦略支援プログラムに採択され、17年までの事業化を目指していた。再エネ研は郡山市郊外の拠点施設でヒートポンプの改良などを進め、現在主流の地中熱利用システムの半額以下で施工できるまでに改善した。
 国の支援プログラムは来春で終了するが、工学部は今後も企業への技術協力を続ける。再エネ研の小熊正人特任教授は「事業化という目標を達成できて一安心。今後は全国普及に向けて研究を進めたい」と話した。

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