総合ニュース  2016年06月17日 20:05

■18歳選挙権本紙意識調査 日大生66%「投票行く」 「一票で政治変わる」3割強    

 改正公職選挙法の下で実施される7月の参議院選挙で18、19歳の有権者が初めて投票する。本紙が5月末に18、19歳の日大生200人にアンケートを実施したところ、66・0%が「投票に行く」と回答。政治に関心があるとの回答は半数近くに上ったが、自分の投票で政治は変わると考える学生は3割強にとどまった。一票の行使の大切さは理解していても、それが現実の政治を変えるとは思えない―。そんな日大生像が浮かんだ。

 調査は10学部の学生計200人(文系7学部、理系4学部各100人〈文理は学科ごとに文系理系を分けた〉)に11項目の質問をした。
 選挙権年齢引き下げはほとんどの学生(98・0%)が知っていた。年齢引き下げ賛成は66・0%だが、反対と答えた人には「適当に投票する人が多くなりそう」などの意見があった。
 参院選の投票に行かないと答えた学生(33・5%)からは「どこに投票すべきか分からない」「投票したい人がいない」「行っても行かなくても同じ」などの声が挙がった。住民票を移していないことを理由に挙げた学生は少なくなく、不在者投票の制度を知らない学生も多かった。
 政治に関心ありと答えた学生(47・5%)の中には「選挙権年齢引き下げで興味を持った」とする学生が2人いた。
 政治に関する話題を友人などと話し合うと答えた学生(58・0%)は、周囲に政治の話題が好きな友達、家族がいる場合が多く、「そうでない」学生の「周囲に政治に興味がある人がいない」との回答と対照を見せた。
 自分の投票で政治が変わると思うとの回答は31・5%、日本の政治に満足しているとの回答は18・0%にとどまり、支持政党がある学生は1割にも達しなかった。
 一方、被選挙権年齢引き下げは「自分と同年代に能力があるとは思えない」「経験のある人が政治家になるべき」など、反対が74・0%を占めた。政治イベントへの参加経験は9・0%にとどまった。

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