学術ニュース  2016年05月26日 20:17

■レジリエント・コミュニティ 国際シンポジウム 工・柿崎教授が登壇 都市の強靭化めぐり討議      

 レジリエント・コミュニティ国際シンポジウムが4月14、15の両日、福島県郡山市中央公民館で開催された。

 レジリエントとはもともと、敵の攻撃を持ちこたえて速やかに反撃に転じる能力を表す軍事用語。抗堪(こうたん)性、強靭(きょうじん)性などと訳される。米国のロックフェラー財団は災害に強い基盤整備に取り組む都市を「レジリエントシティ」に選定して支援しており、郡山市も選定を目指している。
 シンポジウムでは、人口減少・少子高齢化という日本全体が抱える問題に加え、地震や放射能除染など福島が抱える課題に対する取り組みが紹介され、日本で唯一レジリエントシティに選定されている富山市の担当者も講演した。
 本学からは工学部の柿崎隆夫教授(機械工学)が登壇し「エネルギーのレジリエンス」と題して「浅部地中熱利用技術」など再生可能エネルギー開発への取り組みを発表。「エネルギーや経済の自立による地域の強靭化」の必要性を訴えた。
 柿崎教授は講演後「災害から迅速に復旧できる能力を表す『レジリエント』の考え方は、全学部が貢献できるテーマ。学部の垣根を越えた議論に期待したい」と話した。
 同シンポは2回目の開催で今回は工学部と産業技術総合研究所福島再生可能エネルギー研究所、郡山市、福島大が共催、約330人が参加した。
 

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