校友・付属校ニュース  2016年01月29日 20:15

■サグラダファミリア 世界遺産の三つの扉が完成 大竹さんらが制作

 本学芸術学部出身の彫刻家大竹志歩さん(33歳、2005年美術学科卒)が制作を手掛けた世界遺産サグラダファミリアの扉の設置が、昨年12月に完了した。

 スペイン・バルセロナにあるサグラダファミリアは、世界的な建築家アントニオ・ガウディ(1852~1926年)が取り組んだ未完の教会。1882年に着工し、ガウディの死後も建築が続行されている。
 大竹さんは彫刻家の外尾悦郎氏の助手として、建物正面の三つの門に取り付ける扉の制作などに携わった。中央扉は「慈愛の扉」、向かって左は「希望の扉」、向かって右は「信仰の扉」と呼ばれる。いずれも青銅製で「慈愛の扉」はツタやカボチャの葉で愛情や友情、従順を、「希望の扉」は力強く群生するアシやアヤメなどで希望を、「信仰の扉」はバラの花で豊かな信仰心を、それぞれ表しているという。
 大竹さんは「教会を訪れる人の反応を聞くなどして新鮮な感覚を忘れないようにした。鋳造所で扉が完成したときは言葉にならない喜びがあった」と話した。今後は扉の管理を行いつつ、修復作業や新たな彫刻の作成にも参加する。
 

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