校友・付属校ニュース  2015年12月12日 21:13

■佐野日大高 服部さんが最優秀賞 腸内細菌の生態系を探る

 全国の研究者や学生・生徒が科学研究の成果を発表する「サイエンスアゴラ2015」(科学技術振興機構主催)で、佐野日大高の服部真央さん(2)が「アンバサダー・プログラム」で行った研究の成果を発表、最も優秀な研究をした学生に贈られる「最優秀アンバサダー」に輝いた。

 服部さんは17年に日本科学未来館で開かれる世界科学館サミットに発表者として派遣されることが決まった。
 「アンバサダー・プログラム」は、将来の科学技術の発展を担う若者の育成を目的に日本科学未来館などが主催する研究プログラム。書類選考などを通過した高校生ら5人がバイオテクノロジーに関して自ら選んだテーマについて4月から11月まで研究に取り組んだ。
 服部さんのテーマは「腸内環境と私たちの健康の関係」。約100兆個に上るという腸内細菌の生態系「腸内細菌叢(そう)」は、食生活によってその様相を変えることが知られている。服部さんは家族の協力を得て、1週間ごとに主菜を「肉中心」「魚中心」などと変え、専門家の協力の下、便を調べて細菌叢に変化が起きるかどうかを調査した。しかし、約2カ月にわたる観察では細菌叢に変化は見られなかった。
 服部さんは「腸内細菌に影響を与えるのは、もっと長期的な食生活の変化であったり、摂取量の変化であることを示唆する結果ではないか」と考えたという。
 

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