学術ニュース  2015年12月10日 13:20

■仏大手設計ソフト テストセンターに認定 理工、国内で初めて

 理工学部情報教育研究センターがこのほど、フランスのソフトウエア大手ダッソー・システムズ社の3D設計ソフト「CATIA」のスキル測定とその向上を目的とする「学生向け認定プログラム」のテストセンターに選ばれた。

 日本国内では初の認定となる。
 同社が開発した「CATIA」は、コンピューター上で設計・解析を行うソフト3D|CADの一種。航空機の設計など極めて高い精度・汎用(はんよう)性があり、世界中で使われている。
 このソフトに関する基礎知識を測る「CATIA認定技術者」資格試験は同社が主催しているが、理工学部情報教育研究センターは10年前から資格試験対策講座を無料で設け、累計で約1000人の合格者を輩出。ダッソー・システムズ社がこの実績を評価、同社が学生向けに「CATIA」の新たな資格認定プログラムを開始したのに伴い、同センターがテストセンターに選出された。
 新たな資格認定プログラムには「実戦向きの人材を」という企業側の要請を受け、従来の選択肢問題に加え、実務状況を想定した実習が含まれた。これにより、学生の習熟度がより明らかにされ、資格が認められれば、就職活動にも有利になる。
 同センターの教育責任者金炯秀・助教(教育工学)は「新プログラムで学生に資格を取得してもらい、企業に優秀な人材を送りたい」と話した。
 10月28日にはダッソー・システムズ本社からティエリ・コレット副社長らが同学部を表敬訪問し、山本寛理工学部長らと意見交換した。
 ダッソー・システムズ
 ミラージュ戦闘機などの航空機メーカー、ダッソー・アビアシオンを中核とするフランスの複合企業体グループ・ダッソー傘下のソフトウエア会社。

     ダッソーP.JPG
握手を交わす山本学部長(左)とコレット副社長

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