学術ニュース  2015年09月24日 14:03

■大学史編纂課 出征学徒数明らかに 終戦までに延べ7484人

 日中戦争から太平洋戦争にかけての時期に本学から出征した学徒に関する広報部大学史編纂課による調査が終了し、延べ7484人(8月15日現在)が出征していたことが判明した。

 1人が2回出征した例があるため延べ人数として集計した。
 同課は8月の終戦70年に向け、昨年7月から法、文理、経済、芸術、理工、医、歯、生物資源科の8学部を週に1、2回のペースで訪ね日中戦争が始まった1937(昭和12)年から終戦の45年までの在学生について、学籍簿、授業料台帳に記載されている「応召」、「入営」などの記録を基に出征学徒数を集計してきた。芸術学部に関しては終戦翌年の火災で文書類のほとんどが焼失したため、同学部校友会名簿などを基に調査した。
 日中戦争が始まった37年から毎年200人から400人が出征しており、年度別ではいわゆる学徒出陣が行われた43年度の2094人が最多だった。資料の中には配属部隊や戦没の記載もあり、今回90人の戦没者が明らかになった。
 全学部を通じて出征時期があいまいな学生が少なくない。特に43、44年に多く、今後も学外の資料を基に出征時期が不明な学生や戦没者の調査を継続する。
 大学史編纂課の高橋秀典さんは「医学部の学生も出征していたのが意外だった。本学在学中か卒業直後に出征した方の情報があれば提供いただきたい」と呼び掛けている。
 

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