学術ニュース  2015年09月24日 13:58

■医 サイエンスカフェ29人参加 遺伝子診断など議論

 医学部の中山智祥教授(臨床検査医学)が日本人類遺伝学会委員として企画した「高校生のためのサイエンスカフェ in Tokyo」が8月29日、医学部リサーチセンターで開催され「遺伝子診断について考えよう」をテーマに、大学生や高校生29人が専門家らと議論を交わした。

 当日は、乳がんで姉を亡くし、自身も同じがんが見つかり乳房を切除した太宰牧子さんが講師として登壇。「遺伝性乳がん・卵巣がん症候群」の患者の会を立ち上げ支援活動を続けている太宰さんは「自分も姉と同じ病気で命を落としたら」という不安を抱えながら生活する苦悩について語った。
 講演後は専門家と学生が入り交じって四つのグループに分かれ「出生前の遺伝学的検査の是非」「自分に遺伝子変異が見つかった時にどう接してほしいか」など事前に学生たちが設定したテーマについて議論。「当事者の立場に立って診療することが大切」などと話し合いの結論を発表した。
 サイエンスカフェは、専門用語を使わず専門家と一般の人々が気軽に議論を交わすことを目的として開催されている。
 

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