学術ニュース  2015年09月24日 13:57

■本学から3学部 研究成果を発表

 大学などの研究者が研究成果を企業にアピールする「イノベーション・ジャパン2015」が8月27、28の両日、東京都江東区の東京ビッグサイトで開催された。

 本学からは生物資源科学部など3学部が5ブースを出展した。28日には生物資源科学部の岩淵範之准教授(環境微生物学)が「ベンゼン環構造を含まない新規有機蛍光物質」と題して発表を行った。
 有機蛍光物質は現在蛍光塗料や有機LEDなどに用いられており、通常はベンゼン環構造という化学構造を含んでいる。岩淵准教授は11年の東日本大震災で木材がれきなどが流入した海水の微生物群を調査した際、木材由来の成分を変換し、ベンゼン環構造を含まない有機蛍光物質を生産する微生物を発見した。この有機蛍光物質は従来の蛍光物質とは異なる発光メカニズムを持っている。これは化学構造の違いによるもので、新しい分野での活用が見込まれるという。
 

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