総合ニュース  2015年08月17日 16:19

■2学部4月に開設へ 危機管理 スポーツ科 学部設置は28年ぶり

 本学の新学部である「危機管理学部」と「スポーツ科学部」の設置届出書類が正式に文部科学省に受理され、両学部が来年4月1日に開設されることが決まった。 新学部開設は本学創立130周年記念事業の目玉の一つ。「危機管理学部」は多様な危機から社会を守る方法や制度を研究し、危機管理のエキスパート養成を目指す。「スポーツ科学部」は世界で活躍する優秀なスポーツ選手や指導者の育成を目的とする。学部設置は1988年の薬学部以来28年ぶり。これに伴い、学部数は16となる。

 危機管理学部が文系の学部として開設されるのは国内初。法律の適切な運用に必要な「リーガルマインド」と危機を正しく見極め対処する「リスクリテラシー」を基礎に、日本の社会の安全、安心と世界平和の実現に向けて問題を解決できる人材の育成を目指す。学科は危機管理学科のみで、取得できる学位は学士(法学)。2年次からは進路を意識した「行政キャリア」と「企業キャリア」に分かれ、「災害マネジメント」「パブリックセキュリティ」「グローバルセキュリティ」「情報セキュリティ」の4領域の科目を自由に履修できる。
 学生は自然災害や犯罪など全ての危機に対応できる「オールハザードアプローチ」の視点で危機管理学を学び、卒業後は公務員から一般企業まで多彩な分野での活躍が期待される。
 新学部立ち上げの中心となった法学部の福田充教授(危機管理学)は「危機は常に身近なところにある。危機管理学部から社会が求める人材を輩出したい」と述べた。
 スポーツ科学部は、競技スポーツにおける問題や課題を発見、分析し、それらを解決できる「反省的実践家」の養成を目指す。学科は競技スポーツ学科のみ。2年次からは「アスリートコース」「スポーツサポートコース」を選択でき、卒業生には学士(体育学)の学位が与えられる。コーチング学を中心に、自然科学や医科学など幅広い角度からスポーツを科学的に研究する。
 教授陣には、本学陸上競技部監督として多くの優秀な競技者を育成している総合科学研究所の小山裕三教授(運動学)をはじめ、ソウル五輪メダリストで全日本柔道連盟理事の北田典子氏、日本体育協会公認のスポーツドクターである布袋屋浩氏らが名を連ねる。
 新学部立ち上げに携わった小山教授は「競技性の比重が高いスポーツを通して、自らが成長できる反省的実践家としての能力を養い、社会に貢献できる人材を育てたい」と話した。
 定員はいずれも4学年1200人。両学部が併設される校舎は現在、東京・三軒茶屋の生物資源科学部東京校舎跡地に建設中。2号館は11月に、1号館は来年1月に完成予定。

 新学部建設.JPG
                      校舎の建設は着々と進む

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