学術ニュース  2015年08月17日 15:00

■生物資源科 2度目の難手術に成功 先天的脱臼症状のホワイトタイガー救う

 生物資源科学部の枝村一弥准教授(獣医外科学)が6月26日、同学部付属動物病院で膝に先天的な障害を持つホワイトタイガーの手術を手掛け、5時間に及ぶ難手術を無事成功させた。

 手術を受けたのはことし1月に東武動物公園(埼玉県宮代町)で生まれた4頭の中のオス。生後10日目に枝村准教授が触診した際、右後ろ足の「膝蓋骨(しつがいこつ)内方脱臼」と診断された。膝の皿が内側に脱臼する病気で、このオスは普段から脱臼した状態が続き、障害の程度は最重症のグレード4と診断された。
 枝村准教授は2013年12月、世界で初めて同じ障害を持つホワイトタイガーの膝の手術に成功した。「前回(生後9カ月)より早く手術できたので、筋肉の拘縮(こうしゅく)が軽度で戻しやすかった」と話した。
 今回手術を受けたオスと同時に生まれた3頭の中にはグレード4のオスがもう1頭おり、同病院で今月24日に手術を行う予定。

 ホワイトタイガー.JPG
    手術に取りかかる枝村准教授(左)

トラックバック・著作権・リンクについて
トラックバックURL

この記事のトラックバックURL:

このサイト内における全ての文章・画像・図表等の著作権は日本大学新聞社に帰属します
Copyright (C) NIHON UNIV. PRESS All Rights Reserved.