総合ニュース  2015年06月22日 20:58

■3年生も事実上就活始動へ インターン募集続々

 2016年3月卒業予定者の就職活動が佳境を迎える中、17年卒予定者が対象のサマーインターンのエントリーも次々と始まった。企業から学生への接触が3月以降に繰り下げられた上、好景気による売り手市場がしばらく続きそうな情勢もあり企業にとっても学生にとってもインターンが事実上の〝決戦場〟となっている。

 就職情報会社ディスコが2月に16年3月卒業予定者約1500人を対象に行った調査では約74%がインターンシップの参加経験ありと答えた。金融業界を志望する法学部政治経済学科3年の遠藤聡明さんは「分野の違う3社に参加する予定。志望している業界の企業分析をしたい」と積極的だ。
 企業側も同じ。ディスコ社がことし4~5月に全国488社から回答を得た調査では、15年度は前年度の実施率を7?上回る53%の企業が「実施を予定」「実施する方向で検討中」と答えた。実施時期は学生が休みに入る8月に集中しており、大半の企業がワンデーや1週間程度(5日間)での実施を予定している。
 内容に関してはテーマを設け学生同士で話し合う「グループワーク」や企業の説明を行う「講義」が減り、「より実践的なことをしたい」という学生のニーズに沿って「仕事体験」や「職場見学」を導入する企業が増えている。
 婚活事業を展開するIBJ(本社・東京都新宿区)人事担当の佐藤友美さんは「ことしの選考では学生のエントリー数が昨年より減った。企業側としては会社の魅力を早いうちに知ってもらう必要がある」と話す。
 ディスコ社の同じ調査では、55%の企業が「インターン参加者から内定を出した」「インターンを通じて内定を出す人材を見つけたい」とした。昨年12月に1週間のインターンに参加したIT企業から5月下旬に内定を得たという文理学部数学科4年の大吉将太郎さんは「夏から就職活動が始まると思って動いてほしい。業界、企業研究などをしっかりやってインターンに臨むことが大切」とアドバイスした。
 
 インターン.JPG
      6月13日に行われたディスコ主催「キャリタス就活フォーラム
      インターンシップ&仕事研究」には約6千人が訪れた
 

トラックバック・著作権・リンクについて
トラックバックURL

この記事のトラックバックURL:

このサイト内における全ての文章・画像・図表等の著作権は日本大学新聞社に帰属します
Copyright (C) NIHON UNIV. PRESS All Rights Reserved.