学術ニュース  2015年04月24日 11:15

■工 自己修復コンクリート研究 母国インドで功労賞

 工学部のサンジェイ・パリーク准教授(建築材料学)が昨年10月にインド技術者協会の功労賞を受賞した。

 インド社会の発展に役立つ研究をした者に贈られる賞という。
 受賞対象は、ひび割れなどが入っても自ら修復する機能を持たせた自己修復コンクリートの研究。鉄筋コンクリート構造物の柱や梁(はり)などに使われる。
 自己修復コンクリートにはさまざまな種類があるが、同准教授が開発したのは、亀裂などが生じると、あらかじめコンクリート内に血管のように張りめぐらしておいたエポキシ樹脂が染み出て湿気やセメントのアルカリと化学反応を起こし、硬化して強度を維持するタイプ。コンクリートに直径約1㌢の空洞を3~5カ所開け、中空路を確保しておけば大地震後や数十年に一度のひび割れの自己修復を容易に短時間で行える。
 同准教授は「大変光栄。今後は橋など大型構造物への導入を目指したい」と話した。

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