総合ニュース  2015年03月31日 14:45

■就活、初の3月解禁 昨年に続き売り手市場か

 来年3月の卒業予定者が対象の採用活動が3月1日、解禁となり、17日に本学が開催した「日本大学合同企業研究会・就職セミナー」に昨年を上回る学生が参加した。

 法学部政治経済学科3年の千葉智哉さんは「内定が出た友達の話を聞くと焦る。企業ごとに採用時期がバラバラでスケジュールを組めない」と打ち明けた。取材した日大生は誰もが同様の不安を抱えていた。
 解禁時期に縛られない一部IT系企業などが早々と内定を出しているとの情報が就活生の間を駆け巡っているが、就職支援会社「ディスコ」が3月第1週に実施した調査によると「3月1日時点で内定あり」と答えた就活生は、回答者1429人のわずか3・8%。実際に内定を出した企業はごく一部であることが分かる。就活情報大手マイナビの三上隆次編集長は「うわさレベルの情報に惑わされないで、企業を訪ね直接話を聞くのが大切」とくぎを刺す。
 「優良中小企業は多い。大手しか眼中にないと決まらなかった時に焦る」。本部学生支援部就職課の内藤明典課長はこう説く。中小は例年なら大手より一足遅れの5月ごろに採用活動を本格化していたが、今回は大手が8月に内々定を出すと言われ、すでに面接を行っている中小もあるという。
 一方、ディスコの別調査では「採用数を増やす」とする企業は1236社中29・2%(前年度比4・8%増)に上った。特に、建設、流通業界は採用意欲が高い。大手ゼネコンの人事担当者は「東京五輪開催に向け業界全体が盛り上がっている」と話す。三上編集長は「昨年に続く売り手市場。出遅れた学生も3、4月に情報を取り込めば十分間に合う」と話す。

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    就職セミナーには昨年を上回る学生が参加した

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