校友・付属校ニュース  2015年03月31日 12:50

■みんなの夢AWARD5 教来石さんの夢、グランプリ 途上国で映画上映      

 公益財団法人みんなの夢をかなえる会(渡辺美樹代表理事)が主催する「みんなの夢AWARD5」の最終選考が2月23日に東京・九段の日本武道館で開かれ、途上国の子どもたちに映画を届ける「映画配達人」を100人生み出したいと夢を発表した会社員の教来石小織さん(33歳、2004年芸術・映画卒)がグランプリに輝いた。

 教来石さんには、最大2000万円の支援が贈られるほか、ワタミ株式会社をはじめ協賛企業の最大限のサポートが約束される。
 今回は536件の応募があり、3回の選考を通過したファイナリスト7人が、約8000人の観客と60の協賛企業の前でプレゼンテーションをした。四つ葉のクローバーでみんなを幸せにする「四つ葉企業」、宇宙空間に広がるゴミ問題を解決する企業設立を目指すなど出場者の夢は多彩だった。
 教来石さんは、本学在籍中の02年にドキュメンタリー映画製作のためにケニアを訪れた際、将来の夢を答えられない子どもがいたことに衝撃を受けた。夢は知らなければ描くこともできない。このとき「途上国に映画館を作りたい」という夢がひらめいた。卒業後、10年間会社勤務をしていたが、ふと学生時代の体験を思い出し「映画館を作るよりも自分が村々を回ればいい」と思い立った。12年に非営利団体「CATiC」を立ち上げ、これまで3度カンボジアに渡りプロジェクターなどで映画の上映会を行った。18年までにこうした活動をする「映画配達人」を100人に増やすのが目標だ。
 教来石さんは「周りの支えがあってこそ優勝できた。評価をいただいた夢に向かって前進していきたい」と話した。

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