総合ニュース  2014年12月12日 17:09

■理工 開発に携わった阿部准教授 「はやぶさ2」を語る

 小惑星探査機「はやぶさ2」のレーザー高度計開発に携わった理工学部の阿部新助・准教授(宇宙科学)が11月30日、同学部船橋校舎で「はやぶさ・はやぶさ2」をテーマに講演した。

 阿部准教授は「はやぶさ2」の改良点などについて約2時間にわたって講演、学部生ら約200人が熱心に耳を傾けた。
 打ち上げ後の機関故障などを克服して2010年に地球に帰還した初代「はやぶさ」は、小惑星イトカワの構成物質の採取に成功、世界を驚かせた。
 阿部准教授は、初代と2号機の違いの一つにアンテナを挙げた。初代はパラボラアンテナだったが、2号機は主流になりつつある皿型平面アンテナを採用。同じ性能のパラボラ型に比べ重さは4分の1に軽減された。
 小惑星イトカワは細長いジャガイモのような形だったが、2号機が目指す1999JU3は球形。阿部准教授は「1999JU3については表面の様子や自転方向などまだ分からないことも多い」と話した。
 「はやぶさ2」は講演当日に種子島宇宙センターから打ち上げ予定だったが悪天候の影響で延期され、12月3日に打ち上げられた。6年後に小惑星のサンプルを持ち帰る予定だ。

○はやぶさ.jpg
          約200人を前に講演する阿部准教授

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