写真ニュース  2014年12月12日 16:38

■アメリカンフットボール 甲子園で関学大と激突 ショットガンで打ち崩せ

 アメリカンフットボールの学生日本一を決める甲子園ボウル(全日本大学選手権決勝)が12月14日、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で行われる。東日本代表の本学フェニックスは西日本代表の関学大ファイターズと激突する。両校の対戦は2年連続、28度目。昨年、攻撃陣が押さえ込まれて苦杯を喫した本学フェニックスは、今回、伝統のショットガン攻撃で雪辱を狙う。
  文=進藤達也 写真=佐藤徳昭

 アメリカンフットボールの関東学生秋季リーグは、本学フェニックスが11月23日のTOP8(1部リーグ)最終戦で法大を17―14で下し2年連続34回目のリーグ優勝を果たした。本学は30日の東日本代表校決定戦で東北大を63―6で圧倒し、甲子園ボウル出場を決めた。12月14日に阪神甲子園球場で西日本代表の関学大と学生日本一のタイトルを懸けて2年連続で相まみえる。
 関東学生秋季リーグは今季から、前年の上位8校の「TOP8」と下位8校の「BIG8」に分かれ、TOP8優勝校が東日本代表校決定戦に進むことになった。
 TOP8の第7節最終戦法大戦で本学は、第1QにはQB高橋遼平(文理2=大阪産大高)のパスでつなぎRB竹内豪汰(同)のランで先制に成功。その後、K有輪七海(歯3=埼玉・立教新座高)のフィールドゴール(FG)で10―0と点差を広げた。第2Qには法大にタッチダウン(TD)を奪われたが、その後交代出場したQB西沢凌介(文理3=千葉日大一高)のランでTDを奪った。
 後半には法大にTDを奪われるなど激しく追い上げられたが、守備陣の踏ん張りで3点差を守り切った。
 東北大戦は、第1Q開始早々、高橋からWR西村有斗(同3=大阪産大高)に26ヤードのロングパスが決まりTD。その後も着実に得点を重ねた。第2Qと第3QにFGを許すがTDは与えず圧勝。
 リーグ戦MVPにはWR岩松慶将(同3=神奈川・松陽高)が、西村は法大戦と東日本代表校決定戦でMVPに選出された。

 少ないチャンス生かせ 
 甲子園ボウルは昨年と同じ顔合わせ。本学は4連覇中の関学大に挑む。昨年の対戦で関学大にTD、FG各1本に抑えられた本学にとって、攻撃陣がどこまで奮起できるかが鍵となる。
 大勝した東日本代表を決める東北大戦後の記者会見。約2週間後に迫った大一番を前に本学の内田正人監督はあえて攻撃陣に苦言を呈した。「今のままではTDを取れるか分からない。よくてFG1本。勝負にならない」
 関東学生リーグで法大を下してから1週間。格下相手とはいえ、この試合は関学大戦に向けた戦術の確認の場でもあった。QB高橋は「パスは100%通すことが目標だった。あのタイミングでは関学大には通用しない」とふがいない内容に表情をゆがめた。DL宮田も「東北大に付け入る隙を与えた。ミスをしていては勝てない」と気を引き締めた。
 今回、本学攻撃陣のキーマンとなるのはQB高橋と2人のWR岩松、西村のホットラインだ。岩松は37回捕球、獲得ヤード614(平均16・6)、6TDといずれもリーグ1位。西村は32回捕球、獲得ヤード526(平均、16・4)、4TDで岩松に次いで同2位。リーグ2位のパス成功率67・3%を誇る高橋のターゲットとなるのは、この2人を置いていない。岩松は「話し合いを重ね、納得いかなければ何度でも繰り返す」とパス攻撃の精度を追究する。鉄壁を誇る関学大守備陣だが、隙もある。「DBには経験の浅い1年もいる。そこを上手く狙えれば」と岩松。少ないチャンスを生かせれば勝機は見えてくる。伝統のショットガンで相手守備を打ち崩す。

 悔しさを胸に ○…法大戦最大の山場は最終盤に訪れた。(・・・続きは本紙12月号へ)

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                       東北大戦ではQB高橋のパスから大量得点を奪った

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