学術ニュース  2014年11月25日 16:02

■国際関係 伊豆の風景を比較 60年前の風俗も生き生き

 わが国写真界の草分けの一人として知られる上田彦次郎(1901~85年)の作品を展示した「昭和30年頃の伊豆と富士山」が11月1日から28日まで、国際関係学部北口校舎1階ロビーで行われている。

 上田に関する展示は3回目。伊豆・修善寺出身の上田が撮影した昭和30年ごろと現在の風景が比較できるよう工夫、今回は60点が展示されている。
 上田の遺族が「地域振興のために調査してほしい」と、伊豆地方の風景を撮影した2000点以上のガラス乾板のデジタル化する作業を本学に委託したのが2008年。同学部図書館などで調査した結果、約7割については撮影場所などが特定できた。
 昭和30年当時はまだカメラが貴重で、上田の写真は絵はがきやしおりの資料として活用されることが多かった。その際、写真に写り込んでいる人物は省いて風景のみが利用されたが、今回は写り込んでいる人物から当時の人々の風俗などもうかがうことができる。

 
彦次郎●.jpg
       写真を見比べて60年を振り返る

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