学術ニュース  2014年11月25日 15:58

■文理 江戸後期を読み解く 写真や地図など64点展示

 文理学部の企画展「写真と地図にみる江戸後期の風景」が11月1日から12月13日まで同学部資料館で開催されている。

 オランダの陸軍軍医として江戸後期に来日したボードイン(1820|85年)の写真コレクションにある長崎・出島の写真や同時期に来日した英海軍の従軍写真家ベアト(1832|1909年)が撮った東京都・愛宕山からの風景写真のほか、日本初の本格的な地図である伊能大図など計64点が展示されている。
 企画や図録の執筆を担当した井村博宣教授(歴史地理学)は「ベアトが撮った薩英戦争や動乱期の江戸の街並みの写真は、写っている人の顔つきなどから当時の緊迫した状況を読み解くことができる。教科書だけでは分からない事を写真や地図を通してぜひ見てほしい」と話している。
 展示物に見入っていた東京都世田谷区の瀬戸龍三さん(86)は「東京の散歩が好きで昔の写真や地図を見て比較できたらと思って来た。愛宕山から見える景色が今とは全く違うことが分かった」と話した。

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 伊能大図を熱心に見る学生

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