サークルニュース  2014年09月30日 15:38

■経済 被災地の現状学ぶ 学生20人が本宮市で研修

 経済学部の学生20人が8月7日から2泊3日で福島県本宮市を訪れ、農産物の放射線測定現場などを視察、東日本大震災と福島第一原発事故による風評被害の実態などについて体験学習をした。

 同学部と本宮市との交流は2006年から続いているが、現地で風評被害の実態を学ぶ「研修」は初。受け入れ費用の一部に消費者庁や同市の補助金が充てられた。
 一行は初日の7日に市の放射能除染・モニタリングセンターやコメの全量全袋検査場を訪問。モニタリングセンターでは学生らが測定機を用いて周辺の空間線量の測定を行った。
 2日目は乳製品製造の現場や除染土壌の仮置き場などを視察。除染土壌の処理が進んでいない現状を目の当たりにした磯貝麻央さん(経済4)は「震災から前に進んでいない」との感想を抱いたという。最終日は農園で4班に分かれて農業体験をした。
 引率した沼尾波子教授(地方財政論)は「報道は少なくなったが、現地を見て復興の歩みが遅々としたものであることを実感してくれたと思う。現地を訪れないと分からないことも多いので、ぜひ来年も行いたい」と語った。

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         食品の安全確保に向けた市の取り組みを学んだ

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